喉元事案〜独りぼっちブログ〜

妻の病気の事、自分の生きる意味。明けない夜はない。

いよいよ明日から。

7月末に薬剤耐性発覚後1ヶ月半、やっと次の治療を

開始出来る。治験薬とは行ってもアメリカでは既に治験が進んでおり、ある程度のデータも

出揃っている。

良い薬である事は確か。

この薬がどう妻の人生を変えて行くのか…

不安は尽きないが、前向きに治療をして行くしかない。妻も今回の薬がいつまで効くのか珍しく

心配している様子。

大丈夫。必ず良い方向へ行く。

とにかく、明日から夫婦で頑張ろう。

今年は……

2016年も後半に入った。

少し振り替えると、色々な事がありました。

ただ、我が家の良いニュースは

長男がトレセンに合格したくらい……

あとは良く無いニュースが多く

良い年とは言えない。

何かが噛み合わなかったり

悪い事が重なったり

単純な事が上手く行かなかったり

どーも、普段とは違う……。

平凡=幸せ これは承知している。

忍耐の年かな。

サッカーと言う職業。

今日は、ちょっと長男の話。

 

先日、長男のサッカーのセレクションへ参加。

来年から中学生なので、部活へ行くか

クラブチームへ行くか…

サッカーやってる子供達はみんな悩む時期。

 

長男はJリーグのアカデミーを受験する事を

選び、ダメなら学校の部活とフットサルチームで

中学生時代を過ごす事に一応、決めている。

 

で、セレクション当日はかなり内容も良く

正直、受かった…って思った…。

でもねぇ…元々そこのJリーグチームの

スクール生が優先的に選ばれてました。

当然、そこのコーチからしたら、

自分が指導した生徒を合格させないと

自分の指導を否定する事になるからね…

ちょっと、出来レース

仕方ないか…。

10月にもう一度、同じセレクションがあるから

チャレンジするそうです。

これで最後だな。

 

プロサッカー選手になる人は僅かな人だけど

なれれば素晴らしい事。

長男が夢見てる事も素晴らしく思う。

でも、職業として考えると、とても不安。

契約は?怪我は?保証は?

因みに、地元のJ1チームに入った19歳の年俸は

380万円…。本当に稼げるのはほんの一握り。

だから、長男には申し訳ないけど

リアルな話もして来た。

要するに、文武両道がとても大切。

長い人生、優先すべきは学業だと正直思う。

 

まだまだ、人生長い。

とりあえず今は、文武両道。

 

サッカーも勉強も努力すれば

自然と正しい道へ行けると思う。

 

サッカーは楽しもう。

 

未知なる世界へ

朝9時15分にがんセンターに到着。

受付を済まし…待つ事……3時間…

待ち疲れ……緊張感が取れ…結果オーライか…

 

で、主治医に開口一番、

「で、どーする?」

予想通りの質問。

前回セカンドオピニオンで治療案は

出し尽くしてくれたので、

コッチが選択する以外なく…。

私も色々と心配事や、疑問をぶつけていると

私の中で意見がまとまり出し…

「治験」が私も妻も納得の行く選択。

 

新しい薬、日本でも50人…しか飲んでない。

オカルトな話になってしまうが、

今日が治験参加希望者の期限日だったらしく…

縁も感じた…

 

これに賭けてみる。

 

主治医も治験コーディネーターも

とても親切でいい人。

一生懸命に対応してくれている。

感謝です。

 

これで、前に進める。

妻の肺がんタイプは

まだまだ、治療方法は沢山ある。

主治医も迷うくらいだと。

 

治験は検査が多く、特に最初の1ヶ月は

毎週2日程休まないといけないから

思い切って仕事を1ヶ月休む事に。

二泊三日でスタート前の検査入院もあるしね。

 

大変だけど、何とか乗り越えて行こう。

 

明けない夜はない。

 

今から転院。

今からがんセンターに行く。

妻の咳は相変わらずか……

いや、酷くなっている……と思っていたら

すっかり治って…もう殆どしない。

良かった…。

が、ヤツは活動再開してる…

8月16日にCT撮ったばかりで

しかも、その画像レポートには

6月からの増悪は見られないって

書いてあった……。

主治医は、そんなことはないわな……って

ぽつりと……。

PETで陽性発覚から1ヶ月……

そんなに進行のしてないと信じたい。

 

でも、診察室に入るのがとても怖い……。

 

妻もきっと不安だろう……

がんばれ、俺。