喉元事案 hitori_bochi’s diary

妻の病気の事、自分の生きる意味。明けない夜はない。

人生の試練の始まり〜六

治療方法が決定した。取り敢えず入院する事になった。計画では2週間。
家では準備を始めた。
足りないものを買いに行った。
パジャマや時計などリストを
渡されていたのでそれを見ながら
買った。その時、100均で便箋を沢山嫁さんは買った。子供達に書くらしい。
嫁さんの覚悟を感じた。
本当に強い女性だと感じる。
最近教えてくれたが、来年の子供達の誕生日に手紙を書いていたそうです。
嫁さんの感情を考えると恐ろしく孤独だったのでは無いかと思う…。
そして、入院。
経口薬なのでとくに辛い事はなさそう。
予め言われていたのは吐き気。
下痢。たしか、飲んですぐ、もしくわ
次の日から吐き気が始まった。
やっぱり辛いと思った。
入院してすぐに嫁さんの職場の人がお見舞いに来たのだがその時も吐いてしまった様でかなり驚いたのではないかな。
タイミングが悪かった。
それから、数日は同じようや副作用。
で徐々に収まり始める。
入院1週間目、CT検査。
何とかなりの効果で半分以上の腫瘍の消えていた。たった1週間で。
主治医も驚いていた。
そのCTの画像をプリントアウトして貰ったらしく病室へ行くと嬉しそうに
見せてくれた。暫くぶりに安堵の気持ちを味わった。家に持ち帰り家事の応援に来てくれている私の母に見せた。
涙を流し良かった…と言ってくれた。
本当に私も嬉しかった。
そして、とても嫁さんが愛おしかった…
子供達にもしっかり、報告した。
大丈夫だよ。
良くなってる。
元気になるよ。
でも、どうしても治るよって
言えなかった…。悔しい。
本当は心の中では信じて
止まないねどね…。
つづく。